三井住友トラスト・システム&サービス

三井住友トラスト・グループ

CSR社会貢献

CSR

三井住友トラスト・グループは、CSR活動を、社会と企業の両方に価値を生み出すための戦略的な取り組みと位置付け、社会の問題解決に貢献しながら自らの経済的価値も追及する「共通価値の創造」を掲げています。
当社は、システム会社という事業内容やその特性を踏まえて、社会の課題解決に貢献するために、CSR活動を行っています。

子供向けプログラミング教育の取り組み

文部科学省の指導により、情報技術を効果的に活用しながら論理的・創造的に思考し課題を発見・解決していくために必要な「プログラミング的思考」を育むことをねらいとしたプログラミング教育が必修化されていく中、未来を生きていく子供たちの教養の一つとして、子供の学習意欲ならびに親御さんの教育意識が高まっています。
三井住友トラスト・システム&サービスは、東京都府中市に拠点を構えるIT会社として、体験活動を通じた子供たちのプログラミング的思考力養成の一助となる取り組みを、毎年11月に府中市民協働まつりの場で行っています。
2019年度はプログラミングロボット(Ozobot、コード・A・ピラー)を使用した子供向けプログラミング体験教育を行い、延べ320名が来場する盛況ぶりでした。
来場した子供たちは楽しみながらも興味深く命令を与えてロボットを動かし、思った通りに動いた時には歓声が上がっていました。


子供向けプログラミング教育の様子 子供向けプログラミング教育の様子 子供向けプログラミング教育の様子


2020年度は、初めてオンライン主体での開催となり、当社はWeb会議ツール(Zoom)とプログラミング言語(Scratch)を利用した「子供向けプログラミング教室」を出展しました。
事前に「協働まつりWebサイト」より受講者を募り、また府中市や様々な団体と連携して募集支援を仰ぎ、当日は予想を上回る31組の小学生の親子にオンラインで参加頂きました。
各組毎の個人授業形式で、当社社員(計18名)が講師役となり、子供たちは、自らのプログラムで、キャラクターを動かしたり背景や色を変えたりして、大いに楽しみました。予想外の作品ができ上がった時には、双方で大きな笑いも湧いていました。
受講後に、子供たちや親御さんより、「楽しかった」「子供がプログラミングに興味を持った」というキーワードを中心とした感謝の声を多数頂戴しており、受講頂いた皆さんや府中市民協働まつりに貢献でき、当社としても大きなやりがいを感じたイベントとなりました。


子供向けプログラミング教育の様子 子供向けプログラミング教育の様子 子供向けプログラミング教育の様子

Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。

高齢者向けIT教育の取り組み

パソコンは今や生活インフラの一部となっていますが、高齢者の中にはパソコンになじみが薄く、利用に向けた一歩が踏み出せない方もいらっしゃいます。
三井住友トラスト・システム&サービスはITのリソースを活用し、府中市のシニアクラブ連合会と連携した地域密着型の出張パソコン教室を定期的に開催し、文書作成やインターネット検索の方法といった基礎的な知識を個別に指導しています。
2019年度はWord、Excel、インターネット、スマートフォン等の使用方法の個別指導を行いました。年々スマートフォンの指導希望が増えており、約3割がスマートフォン主体の指導となりました。
受講者のニーズに臨機応変に対応し、時には雑談も挟みながらも熱心に個別指導を行った結果、のべ31名の受講者から多数の感謝の声を頂戴しました。


高齢者向けIT教育の様子 高齢者向けIT教育の様子 高齢者向けIT教育の様子

取り組みは、当社の経営における倫理的要素を実践しているとも言えます。
これからも時代や地域のニーズを読み取りながら、良き企業市民として地域社会に温かく寄り添える取り組みを目指して、CSR活動を続けていきます。