三井住友トラスト・システム＆サービスってどんな会社？
キーワードを通じて、当社の特徴や強みをご紹介します。
当社はかねてより、ITで金融インフラを支える「金融×IT」をテーマに事業を展開してきました。近年注目されつつある「フィンテック（Fintech）」という言葉はまさに「金融×IT」を意味する新語です。我々の考えるその定義は、「世の先進的なITサービスが金融フィールドで展開されること」、そしてそれが「人々の日常生活へ入り込んだ金融サービスとしてスタンダード化されること」。安定した金融インフラをITで支え続けることはもちろんのこと、これから新たに登場するフィンテック分野のサービスをいかに見極め、三井住友信託銀行のサービスとマッチさせるか、技術者の腕の見せ所はこれからです。
当社は三井住友トラスト・グループの中核IT企業です。そのミッションは、ITの力で銀行・信託業務を支えること。それを実現するためには、グループ内はもちろん、他社からも広く信頼・評価されるような優秀な人財を育て、SuMiTS＆Sブランドを確立する必要があります。今後もますます銀行本体やグループ各社との連携は深まり、ビジネスの場におけるITサービスの提案など、活躍フィールドは無限に広がり続けていきます。
SuMiTS＆Sは三井住友トラスト・グループの100％出資子会社として、銀行のITを一手に担う「ユーザー系企業」。銀行との距離が極めて近いからこそ、当社のエンジニアはユーザー（銀行員）と共にシステムの企画段階、上流工程に参画し、「どんなシステムを作るのか」から提案することができます。さらに、専門性の高い業務に臨む銀行員と信頼関係を構築する中で、金融系の業務知識やヒューマンスキルを高めるチャンスも豊富にあります。
SuMiTS＆Sは専門性の高いITスキルと業務知識を駆使し、三井住友トラスト・グループの各社と共にビジネスを推進する「ITパートナー」です。私たちが作る銀行システムはすべて、リリースした後も半永久的に私たちが守り続けるもの。それだけに、SEが顧客（銀行）の信頼を獲得するのは簡単ではありません。しかし、地道な仕事の積み重ねの結果、真の対等なパートナーシップが結ばれた暁には、「主役」として自らプロジェクトをリードする喜びを体験できるに違いありません。
私たちの手掛けるシステムは、いずれも生活者の日常的な活動やライフプランに大きく影響するもの。ATMによるお金の出し入れのような身近なサービスから、巨額の資産運用や年金といった大規模なサービスまで、万が一のトラブルも許されない「社会基盤」と呼ぶべきものばかりです。だからこそ、当社のSEは常に「自分の力が社会を支えている」という責任感と誇りを背負い、高いモチベーションをもってプロフェッショナル領域に挑んでいるのです。
SuMiTS＆Sの最大の強みの一つは、システム開発、基盤構築、そして運用というシステムの全フェーズを自社内で完結できること。この3分野が緊密に連携する【トータルサポート体制】により、あらゆる技術的な側面から見て完璧なシステムを実現するとともに、社会インフラとして重要な価値を持つ銀行システムを、半永久的に動かし続けるという困難なミッションを高度なレベルでクリアすることができています。
当社では、多彩な分野のプロフェッショナルたちが、日々情熱を持って業務に臨み、技術研鑽に努めています。しかし、個の力、部署の力には限界があります。社員自らが立場の違いを超えた広い視野を持って積極的に交流し、一段高い目線、未来を見据えた目線から業務に取り組めば、さらなる自己成長を実現でき、SuMiTS＆Sも一層魅力的な会社になるはず。そうした想いを込めて、私たちは中期ビジョンとして「目線を高く、広く、先へ」というキーワードを掲げました。
