the road to trust

開発部
2016年度入社

A.N

turning point
My Turning Point 1

「手に職」と「モノづくり」に惹かれ、
法学部卒業後、SEを目指す

大学時代に在籍していたのは法学部で、専門に学んだのは著作権法。ITとはあまり関わりのなかった私がSEになりたいと思ったのは、「手に職をつけられる仕事に就きたい」「モノづくりに携わりたい」という2つの理由からでした。中でも当社を志望した理由は、ITを駆使して社会インフラを支えるという仕事の魅力です。新人研修でSEの基礎知識を学んだ後、最初に配属されたのは、システム基盤を保守・開発するチーム。任された業務は、このシステム基盤における既存機能の模擬開発です。この業務を通じ、システム基盤の構造や開発方法に関する知識を身につけていきました。

My Turning Point 2

2年目にして、
新入社員向け勉強会を実施

入社2年目の夏ごろ、一つの転機が訪れました。それまで培ったシステム基盤の知識を広めるため、ユーザーと新入社員を対象とした勉強会を開くことになったのです。システム基盤の知識をさらに深めると同時に、どう伝えれば受講者にとって有益な勉強会になるかを考えて資料を作成し、上司にもリハーサルをお願いしました。試行錯誤の末、勉強会を開いたのは8月。練習通りに本番も無事に終えることができ、アンケートでも「わかりやすかった」などの意見が多く、自分の存在価値を改めて実感することができました。さらにこの時期、基盤上で稼働する顧客管理システムの開発チームへ異動することに。この顧客管理システムは、三井住友信託銀行の全顧客の情報を取り扱う、非常に重要なシステムです。ここで新たに課されたミッションは、顧客管理システムの「ガイド作成」。今までこのシステムの仕様や開発方法について明文化したマニュアルが存在しなかったため、これを機に作成することになったのです。私は既存のソースコードを隅々まで読み込んでシステムの仕組みを解読し、ベンダーの方に質問しながらガイド作成に取り組みました。

My Turning Point 3

新しい領域にも挑戦し、
さらに頼られる人を目指したい

現在も顧客管理システムのガイド作成を引き続き行いながら、定期的にチームの先輩を対象に勉強会を開催しています。私よりもはるかに経験豊かな先輩方が、私の勉強会に参加して「勉強になった」「業務に役立つね」と言ってくださるのは、とても嬉しいです。このガイド作成を通じて感じるのは、若い社員に対して大きな裁量を与えてくれる社風。ガイド作成の進め方や、勉強会の内容についても、多くの部分を任せてもらえるので、責任を感じる一方、自分がやりたいと思った仕事を実現していけるやりがいがあります。もちろん仕事ですから、ただやりたいようにやるのではいけません。先輩からの指導や仕事の試行錯誤の中で学んだことは、会社の一員として、相手のニーズに応える働き方の大切さ。どうすればもっと他のみなさんに喜んでもらえるのか、日々工夫しながらガイド作成や勉強会に励んでいます。これが完成した後には、まだ本格的に経験していないシステム開発に加わり、いずれは企画からリリースまで実施したいと考えています。自分が一から作ったプログラムが世に出たときは、喜びもひとしおだろうな、と今からワクワクしています。

Message

「金融×ITの世界に興味はあるけれど、文系の自分には難しいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、心配はいりません。当社は研修制度も充実していますし、意外かもしれませんが、SEの業務は文系的なスキルが求められる場面が多くあるからです。たとえば今取り組んでいるガイド作成の仕事では、文系の勉強で磨いた文章作成スキルが役立っていますし、金融の業務知識を学ぶことも、どちらかといえば文系的な要素が強いと私は感じています。会社全体としても文系出身者、プログラミング未経験から入社した人はたくさんいますので、意欲次第でいくらでも成長できると思います。