24時間365日、金融システムを安定的に稼働させる
三井住友トラスト・グループがサービス提供のために使用している多数の金融システムは、24時間365日絶えず稼働しています。日本だけでなく世界中の経済活動を支えるこれらのシステムは、決して止まってはならないものです。
システムを常時監視し、安定稼動を保障するのがシステム運用の役割です。
システムの開発段階から安定稼動に向けた運用設計を行い、最適な方法を決定するのもシステム運用の仕事。さらに、システムのリリース時には開発環境から本番環境へ安全に移行し、本番稼働を成功させるという重大なミッションも担っています。
システムの開発段階からプロジェクトに参画し、システム稼働後の適切な運用の方法を定めます。どのタイミングでデータをバックアップし、保存期間はどうするのか。どのような帳票をいつ出力・発送するかなど、システムの仕様にあわせた最適な運用フローを提案します。
システム稼働後は、継続的に運用監視を行います。各種オペレーション業務のほか、サーバーのダウンやアプリケーションエラーの有無を24時間チェックし、非常時には迅速に対応します。
システムの安全性を保つためには、システム上のセキュリティはもちろん、物理的なセキュリティを確保することも重要です。サーバー・アプリケーションへのアクセス権や、サーバールームへの入室管理を厳重に行います。